お金の教育を子どもにしてますか?お金の教育が必要な3つの理由

現在子育てをしているお父さんやお母さん、子どもにお金の教育ってしてますか?

おそらく「してない」と答える方が多いのではないでしょうか。

では、自分の過去を振り返ってみて「もっとお金のこと早く知りたかったなぁ」と思ったことはありませんか?

多少なりともありますよね。
「お金についてもっと早く知りたかった」と思う方で自分の子どもには同じ思いをして欲しくないと感じる人はこんなことで悩んでいませんか?

子どもに同じ思いをさせたくない人
  • お金の学習はいつがいいの?
  • 学校では教えてくれないしどうしよう…
  • やっぱり自分で勉強する以外に方法はないのかな
  • 子どもだとまだ早いし難しいのかな

こんな悩みに答えます。

筆者は現在、日本FP協会認定のAFP・投資診断士協会認定の投資診断士として活動しています。

では記事の内容は以下のとおりです。

記事の内容
  • お金の教育は必要か?
  • お金の教育はいつからするべき?
  • お金の教育におすすめな本

全体の流れはこのようになっています。

お金の教育を子どもにしてますか?

お金の教育は必要か?

結論としてはお金の教育は必要です!

もちろん知らなくても生きていけるはずです。

ただし今後の人生で知っておくことは絶対に損ではありません。

お金の教育が必要な理由

では「何で必要なの?」って思いますよね。

理由は3つです。

お金の教育が必要な理由
  • 生まれた時点でお金がついて回る
  • お金がなければ生きていけない
  • お金は人それぞれ有限である

順番に説明します。

生まれた時点でお金がついて回る
赤ちゃんが生まれるときは基本的に病院で生まれますよね。
赤ちゃんが生まれると衣類やおむつが必要になりますよね。
つまり生まれると同時に病院代の支払いや生活するための費用としてお金が必要です。
お金がなければ生きていけない
現代の世の中何をするにもお金がかかります。
生きるためには衣・食・住が必要ですよね。
これらを全て満たすには当然お金がかかります。
お金は人それぞれ有限である
お金は無限ではありません。
人それぞれ稼げる金額は違いますが限りがあります。
その中で生活するために蓄えや節約をする必要があります。

このように生まれるとスグにお金が関わってきます。

確かに大人になるまでは親がお金の大部分を支払います。
知らなくても問題なく生活は出来ます。

しかしお金については大人だけが知るべきことではないです。

子どものときからお金について知識を蓄えることで世の中の動きや仕組みを知ること。

そしてお金を稼ぐ意味や方法など知ることはとても重要なことですよね。

お金の教育はいつからするべき?

お金の教育を始める時期ですが早い子で10歳程度の小学校高学年頃から始めるのが望ましいです。

とはいえ、あまり早く始めすぎても理解が出来なかったりします。

内容が難しく理解できないような場合は無理に小学生から始める必要もないです。

理解度に併せてレベルアップをしないと途中で飽きたり嫌になったりします。

中学生や高校生から始めることも全然問題ないです。

子ども達のペースで試してみるのがおすすめです。

日本人はお金の知識が乏しい

日本人は金融リテラシーが低い

日本人は欧米諸国と比べて金融リテラシーが低いです。

低い原因は圧倒的にお金の教育を日本は受けていないからです。

学校の授業では基本的なことは社会で学習するかもしれません。
ですが実践的なことまで教えてはくれないですよね。

実践的なことは大人になってから自分で興味を持って学習する以外方法がないです。

当然興味を持たない人はやらないので、金融リテラシーの格差はどんどん広がりますよね。

金融リテラシーの低さが資産運用出来ない原因

「資産運用を始めてください」と言われてスグ出来る人はある程度金融リテラシーの高い人です。

大半の人は始めたくても始められないか、そもそも始める気がないかです。

その原因は以下の3つです。

資産運用が始められない原因
  • 知識がないから怖い
  • 資産運用=損するイメージが先行
  • 情報収集に手こずりそうで面倒
順番に説明していきます。

知識がないから怖い
今まで体験しなかった分野に飛び込むので確かに怖いと思います。
大体の人は一歩踏み出す勇気がなく結局動きません。
一歩踏み出すにはある程度勉強が必要と考えているはずです。
資産運用=損するイメージが先行
これも知識不足からのイメージですよね。
資産運用は本当は誰もが経験しています。
預貯金・マイホーム・アクセサリーなど大きく分ければ投資です。
情報収集に手こずり面倒
これも知識がないことが原因です。
結局どんな情報があれば良いのかわからない。
「PER?」や「PBR?」に「ROE?」っていったい何?みたいな感じです。

お金の教育におすすめな本

今回は子ども達にお金の教育をするときにおすすめの本を2冊紹介します。

とはいえ子ども用の本ではないです。

はっきり言って大人も十分勉強になる本です。

親子でお金について学習するきっかけにするのも良いです。

【1冊目】13歳からの金融入門

この本は著者はベテラン弁護士であり13歳の息子にお金と投資と株式市場について教える目的で書かれた本です。

正直これを中学生に読ませても全然面白くない本で終わると思います。

かなりレベルが高いです。

大人が読んでも知らないことや勉強になる部分が多いです。

特にアメリカ向けに書かれているので米国株市場について良くわかります。

ただし投資の基礎的な知識など専門書と違って子ども向けに書かれています。

使い方としては親が読んで子どもに教えてあげるような使い方をしてはいかがでしょうか?

【2冊目】10歳から知っておきたいお金の心得

この本は10歳からと言うだけあって全てカラーでイラストがたっぷり入った読みやすい本です。

ただしこの本も小学校高学年の子に渡しても絶対に読まないです。

確実に意味がわからないです。

この本も親が子どもに教えるための教科書のような使い方が望ましいです。

この本は「お金の稼ぎ方」「増やし方」「使い方」についてわかりやすく書かれています。

そして日本の話が中心となっているので理解しやすいです。

10歳には少し難しくても中学生・高校生・大人も勉強になる内容なっています。

順番的には2冊目を先に読むと理解しやすいかもしれません。

お金の知識を親子で学習するきっかけにしてみてはいかがでしょうか?

子どものうちからお金の教育は必要

お金との付き合い方を知る

お金の勉強は学校で国語や英語のように教科書を見ながら学習することはないです。

しかしお金は人生において必ず付き合う存在です。

「お金の稼ぎ方」や「増やし方」や「使い方」を知らないと何事にもチャレンジできません。

つまらない人生を送らないためにも基本的なお金の知識は必要です。

しっかりとお金の知識を身につけてお金と上手く付き合うことが望ましいです。

今後の日本の状況

今後の日本は確実に人口減少と高齢化社会がますます深刻化していきます。

今後の日本の状況
  • 人口減少
  • 超高齢化社会

それに伴って下記のような弊害が起こる可能性があります。

起こりえる弊害
  • 人口減に伴う円の価値の低下
  • 超高齢化社会による現行年金制度の限界
つまり円の価値が低下し円安が進めば他の通過へ資産を移す必要があるかもしれないです。

年金制度が無くなれば老後のための資産は自分で守る必要があります。

このような状況に子ども達がなる可能性は十分あります。

そんな状況を対処するためには金融リテラシーの向上は必須でありお金の教育は必要です。

お金の教育 まとめ

最後に子どもに対してなぜお金の教育が必要なのかについてまとめておきます。

なぜお金の教育は必要か?
  • 生まれた時点でお金は自分について回る存在
  • お金がなければ生きていけない
  • お金には限りがある
  • 金融リテラシーが低い
  • 資産運用が出来ない
  • お金との付き合い方を知る
  • 今後の日本の状況を見極める

こうやって書いてみると大人でも理解してない人も多いのではないでしょうか。

子どもはある程度大人が教えなくては興味も沸かず意味が理解できないです。

しかし親も一緒に勉強する感覚で子どもに教えることで親子で金融の知識が向上し
家庭内の金融リテラシーの向上につながります。

そうなれば今後家庭内のお金に対する考え方や資産運用への挑戦など積極的になるはずです。

人生100年時代と言われる現代を生き抜くためにお金の知識は必要です。

今回の記事が過去に「お金についてもっと早く知りたかった」と悩んでいる方で自分の子どもには同じ思いをさせたくないと考える方の参考に少しでもなれば幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

サラリーマン時代から資格の勉強を始めてサラリーマンを辞めて行政書士・日本FP協会認定AFP・投資診断士をやっています!投資・人生設計・資格・子育て中の30代男性のライフスタイルの情報を発信しています。