こんにちはユウタです。
みなさんは相続について考えたことはありますか?
そんなに普段の生活で相続について考えることはないですよね。
私もそんなに考えていません。
では、相続っていつ起きますか?
事前に「来年起きる!」なんてわかっていれば良いですよね。
しかし、そんなことないですよね。急に相続問題で慌てるケースが多いと思います。
相続が始まること。つまり、誰かがお亡くなりになったということですよね。
亡くなってバタバタしているところへ追い打ちをかけるように相続問題がのしかかります。
これでは、体力的にも精神的にも疲れてしまい冷静な判断もできないですよね。
そんな状態にならないように少し相続について考えてみませんか?
目次
相続で揉めないためにやるべき事とその方法

そもそも相続で揉め事が起きる原因をみなさんは知っていますか?
相続で揉めるケースはたくさんあります。ここでは3点紹介します。
まず、生前にお金を持っている人が亡くなると起こりやすいですよね。
相続する資産がなければ意味ないですからね。
そして、相続人が多いケースです。
例えばAさんという方が亡くなったとします。AさんにはBさんという配偶者がいます。AさんとBさんとの間には子どもが3人います。Aさんの両親も健在です。みたいな場合です。
つまり、家族が多いってことですね。
最後に、自分に配偶者も子どももいないが兄弟がいるなんて場合も揉める可能性がありますね。
他にも、色々なケースがあると思います。
このように、揉める原因はやはりお金が絡むからですよね。
しかし、お金の管理をしっかりしている。家族の仲が凄く良好。であれば揉める必要なさそうですよね。
これを全ての方ができていれば相続問題なんてとあまり大きな問題にならないと思いませんか?
しっかりお金の管理をしておきましょう!
あたりまえですが、亡くなる予定は誰だってありません。しかし、いつか必ず亡くなります。
なので、いつでもいいです。思いついたときに自分の資産を振返って確認してください。
そして、遺言を書きましょう。…と言われても死ぬ前みたいできっと嫌ですよね。
でも、残された配偶者や子どもたちが仲良くわだかまりなく過ごしてもらいたくないですか?
書き直すことも自由に出来るので、ぜひ書くことをおすすめします。
自分で書けば日付の記載と署名があれば書き方は何でも大丈夫です。財産目録という財産の一覧を作るんですが、それは手書きでなくても現在はOKです。WordでもExcelでも好きなものを使ってください。
しかし、財産目録以外は自書しなければ有効とならないので注意してください。
書き終わったら大事に保管しましょう。書類の封はしなくて大丈夫です。
もし、自分で保管することに誰かに見られたくないなどの理由があれば封をしても構いません。
封をした場合は開封の際に家庭裁判所の検認などの手続きが必要になります。
封をすると開封するときに少し面倒なんですよね。
実は、保管の方法が令和2年7月10日に新たに法務局において遺言書を保管する制度が始まります。
見られる心配があれば検討しても良いかもしれないですね。
なお、遺言書の書き方は「思いを伝える最終手段!相続での基本的な遺言書の書き方」の記事をどうぞ。
家族同士でも相続について情報を共有しよう!
遺言書に書かれている内容は開示するまでわかりません。
遺言は亡くなった方の思いです。もちろん書かれている内容が前提ですが、残された人は協議により分割することも可能です。
つまり、家族が仲良く協議がまとまれば遺言の通りでなくても構わないんです。
子どもたちは大人になれば家を出て行き実家に来る頻度も減るでしょう。
なので、みんなが揃ったときにそんな話を少しすると家族の考えが共有できますよ。
例えば、「配偶者(父・母)には家はずっと住んでね。」と伝えること。または、「子どもの1人は会社を継ぐ事業資金を相続する。」や「相続放棄を検討している。」なんてことも話し合えば事前にわかりますよね。
身内で実際に揉めたことがあります。
私の妻の母親が実際に揉めた経験があります。つまり、義母ですね。
先ほどの紹介したケースとは全く違いますが紹介します。
登場人物がわかりにくいので義母をAとさせてください。そして、亡くなったのが母の母親になります。こちらをBとさせてもらいます。順次登場人物はC・Dとします。
AはBの1人娘です。しかし、Aが小さい頃にBは離婚をしそれ以降ほとんど会うこともありませんでした。
しかし、親族の1人から連絡先をどうやって調べたかはわかりませんがBが亡くなって葬式をすると当日に連絡がきました。さすがに当日に参加することは出来ませんでしたが告別式には参加できたそうです。
そこで、相続の話が当然出てきました。
Aは1人娘ですので当然相続人です。しかし、揉める相手となったのはBの仕事を支える従業員であり、身の回りの世話もしていたCと言う人物でした。
Cの行動は憶測ですが、おそらくBが体を悪くし施設に入っているときから遺言を書かせていたと思われます。
内容はBの財産をCに遺贈するでした。この内容は実際Aも管財人Dから確認しています。
この管財人DもCと結託しているような印象でした。
AはBより以前に贈与を受けたことがあるそうです。おそらくBにとっては手切れ金のような形だったのではないかと推測できます。
そのような贈与の内容も記載があり、相続は必要ないというのが遺言の内容でした。
当初はAに揉めるつもりはあまりなかったそうです。生前に贈与を受けていること。相続で争うことで体力と精神的にも負担になる。この2点が大きな要因です。
しかし、亡くなったことを知らせてくるのが葬式当日であること。D立ち会いでCと遺言の開封と話し合いの際に、500万渡すので口を挟むなと感じられる態度を取られたことに不信感を持ったそうです。
その不信感がCに対して遺留分を主張することを決めたきっかけです。
ここから弁護士を通し1年ぐらいは揉めたと思います。
結論としては、遺産はけっこうありました。分配については事務所兼自宅、株式などを取得し相手は現金という形です。
このように、お金を持っている人が亡くなり揉めてしまうと決着するまで時間がかります。
そして、弁護士の依頼にも費用がかかります。
このケースでは相手が完全に他人です。一生会うこともないでしょう。
しかし、兄弟や親族の場合はどうでしょうか?
お金で壊れてしまった家族を直すのはかなり難しいと思いませんか?
なるべく円満解決を目指すべき!

私は円満解決することを目指すべきだと思っています。
揉めると時間も費用もかかりますよね。そして、体力的にも精神的にも疲れてしまいます。
そして、親族であれば今後会うことって確実にありますよね。
そんなときに「顔も見たくない!」「話もしたくない!」って状態のギクシャクした関係では修復は不可能に近いですよね。
このように、揉めることにメリットはないと思います。
ですから、円満解決が出来るように相談をすることが大事だと思いませんか?
お金も家族も大事な存在です!
私は豊かな生活を目指すための記事を紹介しています。
お金があれば豊かな生活が送れます。
しかし、自分の両親や兄弟を失うことは豊かな生活となりませんよね。
両方をバランス良く手に入れる方法が円満解決なんです。
ただ、いきなり円満解決のために話し合いたいなんて家族に伝えたら「急にどうしたの!?」って感じで変ですよね。
両親もまだ若く元気なのに相続なんて中々考えられないですよね。おそらく、ご両親も深く考えていないんじゃないですか。
私もそんなに「しっかり考えて対策しています!」とはなりません。
しかし、多少は家族と話をすることはあります。
なので、今すぐ何かをするというよりも頭の片隅に置いておくと良いと思います。
もし、機会があれば家族でそんな会話をしてみるのも良いかもしれません。
そして、実際に相続が起きたとき。円満解決のきっかけとなれば、その後の人生が豊かなものになりますよね。
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