元リース営業マンがFP視点で解説!若手社会人にオススメな車10選

最近は若い人ってあんまり車に興味が無いですよね。
まぁ都心に住んでれば電車の方が移動に効率が良いので仕方ないですよね。

ただ社会人になると仕事で車に乗ることがあったりと何かと車を使う機会って増えますよね。

そんなときに車は便利だし「ちょっと欲しいなぁ」って思ったことありませんか?

でも車は欲しいけど、こんな悩みがあるから実際に買うまでに至らないことはないですか?

車は欲しいけど悩みがある
  • 本当に自分の給料で車買えるかな?
  • 車を買っても維持していけるか心配
  • 車を買っても頻繁に乗るかな?
こんな悩みに答えます。

筆者は元自動車リース営業マンを7年間やっていました。
法人がメインでしたが個人のお客様にも自動車リース契約をいただいていました。

現在はファイナンシャルプランナーとして活動をしています。
元自動車リース営業マンとFPの両方の視点で解説していきます。

この記事の内容は下記のようになっています。

記事の内容
  • 若手社会人にオススメな車10選
  • 本当に若手社会人は車が買えるのか
  • 車の買い方
  • 車はお金がかかる
  • 車を購入するメリット
  • 若手社会人もムリしなければ車は買える
このような内容となっています。

若手社会人にオススメな車10選

オススメの基準と重視するポイント

今回オススメする基準と重視するポイントは下記のとおりです。

オススメ基準と重視ポイント
  • エントリーモデルの価格が安い車(グレードを買えれば値段は上がります)
  • 週末のレジャー使用がメインなのでガソリン車を選択
  • 維持費の観点から燃費を重視
  • 目的・シーン別に車種を選別
  • コンセプトは1人で乗る・友人/恋人と乗る・小さい子どもがいる家族
  • 男性・女性でも乗れるデザインや乗りやすさを重視

オススメな車

オススメな車10選を紹介します。

自分のライフスタイルに合う車を見つけることが大切です。

目的別・シーン別で車両の大きさや用途が異なりますので順位はありません
オススメな車10選
  • 1台目 軽自動車 スズキ ハスラー
  • 2台目 軽自動車 スズキ ラパン
  • 3台目 軽自動車 スズキ スペーシア
  • 4台目 乗用車  マツダ MAZDA2
  • 5台目 乗用車  トヨタ ヤリス
  • 6台目 乗用車  トヨタ カローラスポーツ
  • 7台目 SUV   マツダ MAZDA CX-3
  • 8台目 SUV   トヨタ ライズ
  • 9台目 ワゴン  ホンダ フリード
  • 10台目  ワゴン  トヨタ シエンタ
順番に説明しますね。

スズキ ハスラー

スズキ ハスラー
価格:1,280,400円~
燃費:20.8㎞/L~25.0㎞/L(グレードや駆動により変動)

ハスラーは軽自動車ですがアウトドアなどアクティブに使う人向きです。

内装などは無骨な印象でどちらかというと男性向きです。

ハスラーの詳細はコチラへどうぞ「https://www.suzuki.co.jp/car/hustler/

スズキ ラパン

スズキ ラパン
価格:1,127,500円~
燃費:27.4㎞/L~35.6㎞/L(グレードや駆動により変動)

ラパンは小さく丸く可愛らしい印象です。
内装もナチュラル色で優しい雰囲気になっています。

エントリーモデルには付きませんがナノイーエアコンや紫外線防止のガラスが標準装備で
女性に優しい車です。

どちらかというと女性向けですね。

ラパンの詳細はコチラをどうぞ「https://www.suzuki.co.jp/car/lapin/

スズキ スペーシア

スズキ スペーシア
価格:1,298,000円~
燃費:20.2㎞/L~22.2㎞/L(グレードや駆動により変動)

スペーシアはスライドドアの車になっています。

トールタイプの軽自動車なので頭上の空間があり広く感じます。

荷室も広いので家族旅行や普段の買い物にも使いやすいです。

スペーシアの詳細はコチラをどうぞ「https://www.suzuki.co.jp/car/spacia/

マツダ MAZDA2

マツダ MAZDA2
価格:1,459,150円~
燃費:17.2㎞/L~25.2㎞/L(グレードや駆動により変動)

MAZDA2はデザイン性が抜群です!
パッと見てカッコイイと思うはずです。

コンパクトカーですがフロント部分が長くベンツのAクラスやBMW1シリーズ
のような印象をあたえる車です。

街乗りにピッタリの車です。

価格が高くなるので若手社会人の方にはオススメしませんがディーゼルエンジンの
設定もあります。

MAZDA2の詳細はコチラをどうぞ
https://www.mazda.co.jp/cars/mazda2/?car_id=mazda2

トヨタ ヤリス

トヨタ ヤリス
価格:1,395,000円~
燃費:19.2㎞/L~36.0㎞/L(グレードや駆動によって変動)

ヤリスは2020年発売の車です。
紹介した車の中で1番新しいですね。

エントリーモデルは1.0Lの車です。

もし高速で4人や5人乗って出かけると少し厳しいかもしれないです。

高速利用を頻繁にするのであれば1.5Lや1.8Lハイブリッドをオススメします。

ただしハイブリッドは高いです。

休日以外車を使わないと車両価格に対して燃費で元は取れません

大体10万㎞以上使わないと損します。

まぁ価格ではなくエコ重視であれば良いと思いますが…。

ヤリスの詳細はコチラをどうぞ「https://toyota.jp/yaris/

カローラスポーツ

カローラスポーツ
価格:2,169,000円~
燃費:15.2㎞/L~30.0㎞/L(グレードや駆動によって変動)

カローラスポーツはコンパクトカーとしては高いです。

高速に良く乗りアクティブに遠出をする方やスポーティな車を求める方はオススメです。

カローラスポーツの詳細はコチラをどうぞ
https://toyota.jp/corollasport/

マツダ MAZDA CX-3

マツダ MAZDA CX-3
価格:1,892,000円~
燃費:15.2㎞/L~23.2㎞/L(グレードや駆動によって変動)

MAZDA CX-3は価格コンパクトカーと比べれば当然高くなりますが
SUVとしては決して高額ではないです。

そしてデザイン性が高いです。

街乗りにも映えるクロスオーバーSUVです。

MAZDA CX-3の詳細はコチラをどうぞ
https://www.mazda.co.jp/cars/cx-3/?car_id=cx-3

トヨタ ライズ

トヨタ ライズ
価格:1,679,000円~
燃費:17.4㎞/L~18.6㎞/L(グレードや駆動によって変動)

ライズは形は典型的なSUVです。

SUVにしては燃費も良く大きさもコンパクトです。

アクティブな使い方はもちろんですがコンパクトSUVなので街乗りにも適しています。

ライズの詳細はコチラをどうぞ「https://toyota.jp/raize/

ホンダ フリード

ホンダ フリード
価格:1,997,600円~
燃費:17.0㎞/L~20.8㎞/L(グレードや駆動によって変動)

フリードは6人乗りワゴンです。

ワゴン車としては背が高くなく大きさも大きく感じないので運転しやすいです。

旅行でも普段使いでも使いやすくファミリーにオススメな車です。

フリードの詳細はコチラをどうぞ「https://www.honda.co.jp/FREED/

トヨタ シエンタ

トヨタ シエンタ
価格:1,809,500円~
燃費:14.0㎞/L~22.8㎞/L

シエンタは6人乗りワゴンです。

一見6人乗れるようには見えないです。

ただし車体は大きくないので大人6人で長距離の移動には適さないです。

3列目に座り続けるのはかなり厳しいです。

近場の移動や子どもがいる家庭には重宝します。

シエンタの詳細はコチラをどうぞ「https://toyota.jp/sienta/

若手社会人に車は買えるのか?

本当に大丈夫?

結論としては車は買えます!

ただし若干の条件はあります。

条件といっても普通の人なら大丈夫です。

下記のような人は買えません。

若手社会人で車が買えない人
  • 給料に見合わない高級車を買おうとする人
  • 過去に支払い事故があり金融ブラックでローンが通らない人

若手社会人ではあまり無い事例かもしれませんが金融ブラックでローンが通らない人
けっこういます。

実際に私がリース会社で働いていたときも審査が通らず契約できない方は相当数いました。

若手社会人が車を買える理由

基本的に若手社会人と言われる人は会社に入って1年~3年ぐらいですよね。

一般的な会社に勤めていれば安定収入が見込まれます。

入社したばかりでない限り自動車ローンの審査は通るはずです。

車の買い方は?

車の買い方は基本的には5つです。

購入の方法も様々なので使いやすそうな支払い方を選ぶことが重要です。

車の買い方
  • 現金一括
  • ローン(銀行・自動車メーカー系・信販会社)
  • 残価設定型ローン
  • サブスクリプション
  • リース

順番に説明していきます。

現金一括

これはそのままですよね。

全て現金で購入することです。

ディーラーによっては全額カード決済が出来る会社もあったりします。

現金一括は若手社会人には選びにくいかもしれないですね。

ローン

ローンは色々な形態があります。

大体、銀行ローン・メーカー系ローン・信販会社のローンが一般的です。

銀行ローン
マイカーローンと言われたりします。
特徴は銀行で融資を受けるので金利が安いです。
ただし銀行の審査なので厳しい場合もあります。
融資が受けられれば現金一括購入の流れになります。
メーカー系ローン
ディーラーで車を買うと一般的にコレになります。
◯◯ファイナンスなんて名前のローン会社です。
特徴は金利が高いです!
銀行と比べると数倍で高いです。
審査自体も若干厳しめです。
信販会社のローン
多くのディーラーが取り扱っています。
ただし、まずは自分のメーカー系ローンを勧めます。
審査が通らなかった人やメーカー系ローンを嫌がる人に勧めます。
車が売れないより良いので第二の手段です。
特徴は銀行よりは金利が高くメーカー系より低いです。
審査は比較的通りやすい印象です。

残価設定型ローン

基本的にはローンです。

3年や5年で支払うのはローンと変わりません。

でもローンと大きく違う点は支払いが終わっても最終的に自分のモノになりません

自分のモノにならない代わりにディーラーがあらかじめ支払後の中古車相場価格を
残価として差し引きます。
つまり購入するより支払いが安くなります。

この残価を差し引く考え方はリースの考え方です。

ちなみに支払後は3パターンの方法が選べます。

支払後の方法
  • 新車に乗り換える
  • 今の車を延長する
  • 残金を精算して返却する
利用者側は早い周期で新車の乗換えは出来ます。
ディーラー側は高品質の中古車が販売できる用になるので相互利益となります。

サブスクリプション

車もサブスクの時代ですね。

月額均等払いです。

車には税金や保険など車両以外に諸費用がかかります。

ですがサブスクでは全て込みの月額払いとなります。
月額以外に必要な金額はガソリン代と駐車場代だけですね。

最終的に自分のモノにはなりません

リース

実はリースって残価設定型ローンとサブスクの美味しいとこ取りなんです。

まず5年後の予想売却価格を残価として差し引きます。

そして車両代と諸費用と保険代とメンテナンス費(法定点検・車検)を組み込み
月々一定額の支払いです。

最近はガソリンスタンドも個人リースを始めているので始めやすくなっていますね。

5年経過後の方法も3パターンから選択できます。

5年経過後の方法
  • 新車に乗換え
  • 延長(再リース)
  • 返却

車はお金がかかる

車は車両代だけでは買えない

先ほどサブスクやリースでも触れましたが車は車の値段以外にお金がかかります。

車を乗るまでに必要な支払いは下記のとおりです。

車を乗るまでに必要な支払い
  • 登録諸費用(車庫証明など)
  • 取得税
  • 重量税
  • 自動車税
  • 自賠責保険
  • 任意保険
  • オプション代(ナビ・ETC・ドラレコなど)
  • 駐車場代
  • ガソリン代

最低でもこれぐらいの費用がかかります。
減税やオプションの金額や量にもよりますが30万円以上は必要です。

維持するのもお金がかかる

購入したらお金がかからないなら良いですよね。

でもそうはなりません…。

お金がかかります。

維持費
  • 毎年の自動車税
  • 毎年の任意保険更新量
  • 毎年の法定点検費用
  • 3年後の車検費用
  • 車検時の重量税・自賠責保険
  • 毎月の駐車場代金
  • その都度燃料代金
上記はほんの一部です。

細かいところでは冬のスタッドレスタイヤ代なども維持費ですよね。

車を購入するメリット

どうしても車を買うことはお金がかかります。

しかし購入することでのメリットもかなりあります。

スグ使えるのが魅力

車を保有するメリットはスグ使えることです。

車を保有してないときにこんな思いしたことありませんか?
買い物に行って「水の箱買いが安い!」と思っても持って帰るの大変だから躊躇して買えない。

でも車があれば気にせず水の箱買いも簡単にできます。

他にもあなたが休みの日に「どこか行きたいなぁ」と思えばドライブに行くことも出来ます。

レンタカーやカーシェアでは予約や空きがなければスグに使うのは難しいですよね。

確実に生活が豊かになりますよ!

子どもが小さいときは助かる

子どもが小さいときは車があると本当に助かります。

電車移動でベビーカーで混んでる電車に乗るのは気を遣います。

さらにグズってしまったら途中で降りようかどうしようか悩みますよね…。

そんなときも車であれば多少グズっても心配ないですよね。

若手社会人でもムリしなければ車は買える

大きい車はオススメしない

わざわざ大きい車を保有する必要はないと思います。

それこそ大家族とかであれば仕方ないです。
でも、若手社会人で子どもがすでに何人もいるってレアですよね。

たまに友人と旅行に行く程度であればワゴン車をその都度レンタカーで借りるべきです。

車が大きくなれば維持費も一緒に高くなります。

都心の一人暮らしであれば休みの日しか車に乗らないですよね。
子どもが小さい家庭であれば平日の買い物と休日のレジャー程度の使用ですよね。

ムリしない車選びが大事です。

どうしてもこだわりたい人は

せっかく車を買うならカッコイイ大きいワゴン車や輸入車に憧れる人もいますよね。

筆者も車が好きなのでコッチのタイプです…。

でも新車で高級車を買えば支払いは確実にキツくなります。

どうしてもこだわりたいなら中古車という選択肢もあります。

新車で買えば高くて手が出なくても中古車であれば意外に手が出しやすいこともあります。

特に輸入車に関しては値下がりは激しいです。
国産のワゴン車は人気が高いので値段は下がりにくいですが現行の1世代前や2世代前で
あれば手頃な値段になっていることもあります。

妥協する部分はありますが背伸びせず大きい車に乗ることが出来ます。

車を保有するならムリしないこと

何度も繰り返しになりますが車を保有するなら最初はムリしないことです。

子どもが大きくなったり人数が増えれば嫌でも車は大きくなります。

今は一人暮らしでも家族が増えれば車も変化します。

とにかく若手のうちは自分の支払いにムリがないような車選びと購入の方法がオススメです。

若手社会人にオススメな車10選 まとめ

今回の内容を簡単にまとめると下記のとおりです。

まとめ
  • 一般的な会社員として安定収入があれば車は買える
  • 自分のライフスタイルに合う車を見つける
  • 購入方法は自分が支払いやすい方法を選ぶ
  • 車は生活を豊かにする
  • 絶対にムリはしない

最後に車を買うのであればなるべくグレードを高くすることをオススメします。

エントリーモデルは確かに安いです。
しかし安全装備が付いてないや付けることができない装備も多いです。

後から付属しても結局金額がかかるので金額は高いですが最初に満足する車に
仕上げることが長く付き合うためにはオススメです。

「車が欲しいなぁ」と思った方の参考に少しでもなれば幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

サラリーマン時代から資格の勉強を始めてサラリーマンを辞めて行政書士・日本FP協会認定AFP・投資診断士をやっています!投資・人生設計・資格・子育て中の30代男性のライフスタイルの情報を発信しています。